スポーツ歯科
スポーツ選手やスポーツ愛好家のために歯科医療でのサポート
当院では、スポーツ選手や愛好家、さらに競技をする学生などを対象に、歯科診療を通してパフォーマンスの安定や、咬みあわせの改善による運動能力の向上、接触時の外傷の予防などに取り組んでいます。より良い口腔内状態を維持し、ベストパフォーマンスが行えるようサポートしてまいります。
スポーツ歯科で実施する主な診療
- ① 専用のマウスガード使用で歯・顎・脳への外傷、衝撃の緩和
- ② 咬み合わせの調整による運動能力の向上や安定など
- ③ スポーツでの接触・転倒による歯(打撲・脱臼・破折など)や顎の治療
大切な歯を守るためスポーツ中のマウスガード装着を推奨します
競技者同士の接触が多いスポーツでは、ケガ等の防止からマウスガードを義務化しているスポーツもあるほど、歯は破損しやすい部位です。マウスガードは接触や転倒によって起こる、軟組織の損傷、歯の脱臼や、歯の破折、顎骨の骨折、関節の障害、さらに脳震とうなどを予防します。また、自身の歯型に合ったマウスガードで適切な咬みあわせが行われる事で、瞬発力と筋力を最大限に引き出す効果があると言われています。当院では、接触などが少ないスポーツ競技者にも安全のためにマウスガードの着用をおすすめしています。
二度とは戻らない歯を大切にしましょう
運動中や、競技中に接触や転倒などが原因で歯が折れたり、脱臼したり、顎を損傷する患者様が増えています。失った歯は二度と元に戻りません。何をするにも身体が資本ですので、自身の大切な歯をマウスガードで守って満足のいく競技人生を送りましょう。
オーダーメイドのマウスガードを作製します
人形町ハルタ歯科では、アスリートやスポーツ愛好家の方、中高生の部活などで運動部に在籍している方を、対象にオーダーメイドのマウスガードを製作しております。市販の物も売っていますが、自身の歯型にあった物を使う事で適切な咬み合わせが行え、顎の関節などに無駄な負担をかけず競技に集中して頂けます。さらに、衝突時や転倒時でも衝撃から歯や顎、頭部をしっかりガードする事が可能で、市販の物と比べると10倍もの保護能力があると言われています。
また、しっかり食いしばれる事で体幹の安定や、ここ一番の瞬発力の発揮が可能になるとも言われています。当院では、スポーツ歯科を専門とした歯科医師が、マウスガードの作製や、咬み合わせ治療などを通して、患者様のスポーツライフをサポート致します。マウスガード作製をお考えの方は、カラーやデザイン、チームでのご注文などお気軽にご相談ください。
マウスガード(MG)症例
ラグビー選手用
カラーやデザインはお好きなものを選べます。
ウエイトトレーニング用
噛み合わせに重点を置いて作製します。
ボクササイズしている方
怪我防止の為、前歯の部分は二重構造にしています。
マウスガードの効果
運動や競技の際にマウスガードを装着する事で下記のような効果が得ることができます。
- ① 接触時や転倒時に歯を損傷しないよう保護する
- ② 歯による口内の粘膜への損傷を予防
- ③ 顎の関節を守る
- ④ 脳への衝撃の緩和
- ⑤ マウスガードを付けていると言う安心感から積極的なプレーが可能
- ⑥ 適切な噛みあわせによって瞬発力があがる
- ⑦ 適切な噛みあわせによってより力を発揮できる
スポーツでの外傷の症状と治療法
スポーツ中の人や、用具への接触、転倒で顎口腔領域に負う外傷は、歯の脱臼や破折など様々です。歯の外傷は、経年してからトラブルを起こす事も多いため、定期的な検診を必ず受診するようにしましょう。
歯牙の打撲
歯牙を強打した時など、歯牙自体や周辺組織に目立つ外傷などがない状態です。一時的な歯根膜の炎症などが起こります。治療法としては、状態にもよりますが、患部に触れたりせず、1~2週間安静にしておくことで自然に治ります。治癒するまでに痛みを伴う事がほとんどですので、炎症と痛みを抑える鎮痛剤を服用して頂きます。
歯牙の破折
歯への強い衝撃や固い物を食べた時に、歯牙にひびが入ったり、途中で折れたりする症状です。見た目にも変化が大きいため、折れている場合は気付く事が容易ですが、ひびの場合は、患部によっては分かりづらいため、違和感を感じたら歯科医院で診断してもらう事をおすすめします。治療法としては、歯の一部が欠けた場合には、銀歯の詰め物や白い樹脂(コンポジットレジン)での機能、審美の修復を行います。欠損が大きい場合には、歯の神経を抜き、根管治療を施した後に、被せ物での修復となります。ただし、歯の根が大きく損傷していて存続が難しい場合には抜歯となる事もあります。
歯牙の亜脱臼(抜けかけた状態)
歯根膜一部欠損し、グラつきなどの症状があり、歯牙が抜けかけの状態です。歯の動揺が大きい場合には、歯の神経や血管などが切れている可能性が高いため、経過観察が必要です。治療法としては、樹脂製の接着剤と固定用のワイヤーを使用して、周辺の歯と固定し元通り接合するのを待ちます。経過観察後、変色などがあった場合には根管治療を施します。
歯牙の完全脱臼(脱落)
歯根膜が欠損し、歯牙が骨から離れ、抜け落ちた状態です。歯根膜は乾燥に弱いため、生理食塩水や牛乳につけるなどして、なるべく早く歯科医院での治療を行いましょう。乾燥を防止する物がない場合には、お口の中に含む事で乾燥を免れる方法もあります。治療法としては、脱落した歯牙でも状態が良ければ、元の場所に再植する事で修復する事が可能です。再植を可能にするためにも、歯根膜を乾燥から保護し、早急な対応をしましょう。再植が可能な場合には、歯を埋めて周辺の歯と固定、出血が多ければ歯肉の縫合を実施し、およそ2~6週間で固定されます。
マウスガードユーザーのコメント
もうかれこれ25年ウェイトトレーニングをしていますが、45歳を過ぎた頃からそれまでは食いしばらなかった歯を食いしばるようになってきたのです。それは筋力の衰えに他ならず、これはまずいなと身体はもちろん歯も心配になりました。そんな時、このマウスピースを作る機会を得てお願いしました。歯形を取る専用仕様で実際に使用してみると思っていたほどの違和感はなく、むしろなにかスイッチが入ったように感じ、トレーニング意欲も湧きました。実際、自分の中での抑制が取れた分、思い切り力を振り絞れストレス解消にもなっています。
中央区日本橋で安心してスポーツを楽しみたい方へ
人形町ハルタ歯科では、スポーツ歯科を通してアスリートの方や、スポーツが好きな方に、パフォーマンスの向上を促す咬み合わせの調整や、安心・安全のためのマウスガードの作製を行っています。中央区日本橋でスポーツ歯科をお探しの方は、ぜひ当院までお気軽にご相談下さい。