サージカルガイド
サージカルガイドについて
人形町ハルタ歯科では、インプラント手術を安全に実施するため、サージカルガイドを使用して手術時のトラブル防止に努めております。
インプラント治療におけるトラブルの割合
(2009年~2011年 日本顎顔面インプラント学会のアンケート調べより)
上のグラフは日本顎顔面インプラント学会が実施した「インプラント治療におけるトラブル」のアンケート調査です。
アンケート調査結果によれば、インプラント治療におけるトラブルで最も多いのは「神経損傷」で37.5%、次いで上顎洞内へのインプラント迷入が15%となっています。
神経損傷と上顎洞内へのインプラント迷入は、どちらも適切な位置・角度でインプラントが埋入されていないことで生じます。
サージカルガイドとは?
サージカルガイドとは、インプラントの埋入手術の際に使用するマウスピース型の装置です。
サージカルガイドは、CT画像を基にコンピューター上でシミュレーションを行い、埋入位置や角度、ドリルの最終到達点などが反映されています。
お口に装着して手術を行うことによって神経や血管を傷つけることなく、シミュレーション通りの位置へインプラントを埋入することができます。
サージカルガイドを使用するメリット
サージカルガイドを使用するメリットについてご紹介いたします。
サージカルガイドはシュミレーション通りの位置・角度・最終到達点が反映されているため、神経の損傷や上顎洞への突き抜けなどのトラブルを防止できます。
サージカルガイドを使用することで歯茎の切開・剥離をせずにドリルで小さな穴を開ける程度で手術が可能。術後の痛みや腫れも最小限に抑えられます。
サージカルガイドの溝に沿ってドリルを進めるだけで理想の位置へインプラントを埋入できるため、短い時間で手術が終了します。
サージカルガイドは安全性だけでなく、審美性や機能性まで考慮して製作されるため、精密なインプラント治療が可能となり、結果的に美しく長持ちしやすくなります。