フルボーンアンカードによる咬み合わせの修復症例(50代 男性)
フルボーンアンカードによる咬み合わせの修復治療症例
当院が実施したフルボーンアンカードの治療症例をご紹介します。
①初診時の口腔内
全顎的に歯を欠損されている患者様が、歯を作りたいとのことでご来院されました。歯の欠損が多いため、数本のインプラントを埋め、そのインプラントに連結したブリッジ(人工歯)を装着するフルボーンアンカードによる咬み合わせの回復治療を実施致しました。
▼顔貌のチェック
インプラントの埋入
お薬で眠っている間に、作成したガイドを用いて、的確なインプラントの埋入手術を実施しました。※上顎は一日で全て埋入。
仮歯を装着して経過を観察します
埋入したインプラントに仮歯を装着した状態で生活していただき、使い心地を確認していきます。3ヶ月ほど仮歯を使用してもらうと、正中がずれた位置で落ち着きました。
最終的な型取り~フレームを製作
仮歯で落ち着いた位置で噛み合わせをとり、精度良く型取りを行います。裏打ちとなるチタンのフレームは、顎骨の歪みも考えて下顎は3分割で設計しました。
口腔内環境を整えます
最終補綴物を作る前に、歯科衛生士、歯科技工士と協力してメンテナンスしやすい環境を確認してから治療を進めていきます。
最終的な補綴物を装着して治療完了
完成した最終補綴物をお口に装着して治療完了です。見た目と機能性を兼ね備えた補綴物に患者様にも大変満足いただけました。
性別・年齢 | 男性/53歳 |
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治療期間 | 9ヶ月 |
来院回数 | 15回 |
治療費 | 上顎3,190,000円(税込) 下顎2,860,000円(税込) |
リスク・注意点 | ・インプラント周囲炎の予防のため、歯科医院での定期的なメンテナンスや日々のお手入れが重要となります。 ・あくまで人工物ですので、噛み合わせのチェックも大切になります。 |